高血圧の基準って変わった?..家庭でも血圧計でチェックしてみよう。

 私の場合、最近お世話になっているクリニックでは、ESD 後の消化器内科的チェックに始まり、血液検査に見られた貧血傾向の改善に続き、最近は血圧が高い傾向にあるということで、投薬を始めたところです。
 
 割と健康に過ごしてきていたので、血圧もあまり問題にならない範囲で推移してきたと思っているのですが、やはり最近は、上が 140を超えるような感じであったので、やや高めかなとは思っていましたね。

 なにか、「高血圧の診断基準が140/90 mmHg以上から160/100 mmHg以上に変更になった」とか聞いたことがあったのだけれど、その情報は違うみたいですね。

 調べてみると、日本高血圧学会のガイドラインでは、高血圧は、Ⅰ度からⅢ度まで分類されていて、診察室血圧が140/90 mmHg以上、家庭血圧が135/85 mmHg以上の場合は、高血圧ということです。

 厚生労働省の「標準的な健診・保健指導プログラム」(令和6年度版)でも、診断基準は変更なしとのことです。
 
 参考資料をつけておきます。

血圧は通常、上腕で測定。
 収縮期血圧:心臓が最大に収縮して血液が動脈に押し出されたときに血管壁にかかる圧力
 拡張期血圧:心臓が拡張して、血管壁に戻ってきた血液を貯めこんでいるときに血管壁にかかる圧力

日本人間ドック・予防医療学会
 検査では、心臓のポンプ機能や血管の状態が正常かどうかがわかります。

(単位 ㎜Hg ミリメートルマーキュリー)基準範囲*要注意異常
血圧収縮期血圧129以下130~159160以上
拡張期血圧84以下85~99100以上

日本高血圧学会
 
 高血圧の治療方針を決めるのに必要なガイドラインでは、高血圧は、Ⅰ度からⅢ度まで分類されていて、診察室血圧が140/90 mmHg以上、家庭血圧が135/85 mmHg以上の場合は、高血圧ということです。

 診察室血圧(mmHg)家庭血圧(mmHg)
Ⅰ度高血圧140~159かつ/または90~99135~144かつ/または85~89
Ⅱ度高血圧160~179かつ/または100~109145~159かつ/または90~99
Ⅲ度高血圧180以上かつ/または110以上160以上かつ/、または100以上
業界初の10年保証血圧計はこちら です。 手首で測定するタイプの血圧計はこちら です。

厚生労働省の「標準的な健診・保健指導プログラム」(令和6年度版)

 高血圧は、Ⅰ度高血圧からⅢ度高血圧まで分類されています。診察室血圧が140/90 mmHg以上、家庭血圧が135/85 mmHg以上の場合は高血圧です。

健診判定対応
肥満者の場合非肥満者の場合
160/100 mmHg以上すぐに医療機関を受診する
収縮期血圧が140 mmHg以上160mmHg未満、または拡張期血圧が90以上100 mmHg未満生活習慣を改善する努力をしたうえで、数値が改善しないなら医療機関を受診する
収縮期血圧が130 mmHg以上140mmHg未満、または拡張期血圧が85以上90 mmHg未満特定保健指導を積極的に活用し生活習慣を改善する生活習慣を改善する
130/85 mmHg未満今後も継続して健診受診をする

高血圧は、Ⅰ度高血圧からⅢ度高血圧まで分類されています。診察室血圧が140/90 mmHg以上、家庭血圧が135/85 mmHg以上の場合は高血圧です。

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